イラスト z o n d a
『ムーンラビット』
月に住むといわれる兎。
月で餅をついている姿がよく描かれる。
一説には、帝釈天のために自ら身を焼いて肉を食べさせた兎の話が元になっていると言われている
帝釈天はその献身的な姿にいたく感動し、その兎を人に転生させると共に、黒く焼けた姿を月に刻んで称えたそうだ。
日本では月に浮かぶ模様は兎と言うのが一般的だが、国によって様々なものになぞらえられている。
創作物には主に子供向けの童話などを中心に広く登場している。
(文・z o n d a)