シマ次郎は、なぜ太ったのか、全然検討もつかなかったが、
丸々太ったミミリンを見て、つばを呑んだ
ミミリン
「シマ次郎には、見たれたくなかった…
こんな丸々太ったあたしは嫌だよね?」
シマ次郎
「そんなはずねえだろ!太ってるお前は素敵さ!」
ミミリン
「こんなあたしを慰めてくれるの?…うれしい。
でも、スリムで素敵なウサギが他に10羽もいたら、
シマ次郎もきっと私を見なくなるわ…!」
シマ次郎
「馬鹿やろう!スリムなウサギなんかより、
俺は今のお前だけを見てるぜ」
狩りとはそういうものだ。
シマ次郎は元気のないミミリンに元気になってもらおうと、プレゼントを差し出した。
活きの良さ、それは味に大きく影響する。
ミミリン
「…ありがとうシマ次郎、なんだか元気が出てきたわ!
あたし、ダイエットして綺麗になるから!!」
シマ次郎
「え゛!?」
ミミリンはそう言って家を飛び出していった。
シマ次郎
「(痩せられたら困るんですけど…)」
なんにせよ、さすがシマ次郎、このタイミングで
プレゼントを渡すなんて、なんて素敵なんだ。
中身はおいしいおいしいアンドーナツだった。
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