ハナ「ところで兄貴は?」
全員がハッとした。
サクラ「あらやだ、シマ次郎ったらハナちゃんを 探してくるって勝手に飛び出しちゃったのよ」
ミミリン「見て!シマ次郎よ!」
みんなはデッキからシマ次郎の姿を確認した。 シマ次郎はキョロキョロしながらあたりをウロウロ していた。
シマたろう「シマ次郎はまだハナちゃんを探てるんだな。 父さんにはわかるぞ! 昔はよくそうやって迷子になって ハナちゃんが先に帰ってきたもんだ。」
ラムリン「どんどん森の奥へ入ってくわ。」
そしてシマ次郎は何かを見つけたようにスピードを上げ、 さらに森の奥へ奥へと姿をくらませた。
ハナ「もう、何やってんだよバカ兄貴!」
サクラ「しょうがない子ねぇ」
住み慣れた島なのにしょっちゅう迷子になるシマ次郎。 また森の妖精に会うなりなんなりしてすぐに ひょっこり帰ってくるだろう。 さらば、ウリ坊。
コメント シーズン2完成しました。 ホームドラマとして、「ありがち」という言葉を 拭い去った作品になったでしょう。 とにかくシーズン2終わりです。ご苦労さまでした、俺。