ただいまの時刻、おやつ時。
シマ次郎はおやつとして、ドーナツをみんなに振舞った。
ミミリンはすっかり機嫌を直していた。
なぜなら、シマ次郎のドーナツの振舞い方は、明らかにアンフェアだったからだ。
ドット達は三人で一つを分かち、トリッピィは一つ、
ミミリンは残り全部だ。
どっと達は文句を言うが、シマ次郎は激しく威嚇し、それを静めた。
シマ次郎にとって、どっと達にドーナツを分けても何の利益もないのだ。
ミミリン
「気持ちはうれしいけど、こんなに食べれないわ。」
シマ次郎
「俺はお前だけのために、ママにこれをこしらえさせたんだぜ?多すぎたかな?」
ドキューーーン!!(ときめき音)
ミミリン
「そんなことないっ!」
シマ次郎
「どんどん食べて、どんどん太ってくれ」
ミミリン
「まあ!レディに向かって失礼ね!
(シマ次郎ったら、素直じゃないんだから)」
トリッピィ
「このこの、シマ次郎め、いいカッコしくさって!
自分のドーナツまであげてやがんの!」
トリッピィはシマ次郎を小突いた
シマ次郎
「いや、俺の分はいらねえんだよ。」
シマ次郎は、むしろシマ次郎の家系は、
肉以外の消化は苦手なのだ。
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