おとなチャレンジ・season2 第5話




絵&文:ムキ村さん


バイクで飛び出したハナちゃんは、スピード違反で
ライオンポリスに捕まっていた。

ポリス「キッサマ〜!スピード違反しくさって!
    署まで来なさい!」

ハナ「ハァ?何がスピード違反よ。いちいち
   スピード違反なんかで騒いでたら狩りなんか
   出来ないじゃない。ライオンのオスは狩りに
   いかないクセに威張ってばっかでサ、
   ぶくぶくに太った奴の基準であたしを
   縛らないでくれる?」

ポリス「こ…この虎ふぜいが〜〜!!」

この騒ぎを近くを通りがかったミミリンの超良い耳が聞き取った。

ミミリン「え?ハナちゃん!?」

ポリスは一色即発状態。
これはまずいとミミリンは獅子と虎の喧嘩の間に割り込んだ。

ミミリン「まあまあ素敵なポリスさん、あなたみたいな
     たくましい人が女の子に怒鳴ってちゃ、
     とっても恥ずかしいわよ?」

ハナ「ミミリンさん!?」

ポリス「あ…!ミミリンさん!
    いやあ参ったな、なんでもないんですこれは!」

ミミリン「そうよね、いつも平和を守ってくれてるヒーロー 
     ですもんね。ところで、ハナちゃんに用事が
        あるんだけど、借りてっていいかしら?」

ポリス「ええ、どうぞどうぞ、いやあ全く、ミミリンさんに
    頼まれてると、かないませんなあ。」

とりあえず音沙汰なしのハナ。

ハナ「ありがとうございますミミリンさん」

ミミリン「久しぶりねハナちゃん、今度はバイクも
     買ったのね。」

ハナ「ハイ!    あ!そうだ!ミミリンさん、今日はあいてますか?
   良かったら今日泊めてほしいんですけど。」

ミミリン「え?いいけど。」

なんとなく察したミミリンは、ここでは深く事情は聞かず、
家でゆっくり話を聞いてあげることにした。

このころシマ次郎は、シリアル漬け。あまりの苦痛に
シマ次郎は

「ハナちゃん捜してくるね!!」

そういって飛び出した。

シマたろう「シマ次郎は元気だなあ。まだまだ僕も、
      これを食べればどんな高いゴールにだって
      ダンクぶち込めるけどね!」

サクラ「素敵よ、パパ」

コメント
どんどんホームドラマな展開になってます。
このシーズン2は、ハナちゃん中心でラストまで
ホームドラマですな。




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