おとなチャレンジ・season3 第3話




絵&文:ムキ村さん


TOMY「HEY、ラムリン♪」

ラムリンの事務所の前に止まっていたリムジンから
TOMYは顔を出した。

ラムリン「!…どうしてあなたがこの島にいるわけ!?」

TOMY「つれない言い方だな、僕と君の仲じゃないか」

ラムリン「もう終わったことよ。あれは私の間違い
     だったわ。それにあなたにはもう二度と
     私の前に現れないでって言ったはずよ。」

事情を察した熊のガードマンは、懐から物騒なものを
取り出そうとするが、ラムリンはそれを止めた。

ラムリン「あなた一体何を企んでるの?」

TOMY「この島が欲しくなっただけさ。そのために
     最も邪魔な君も、君の会社も僕の物に
     してやろう。僕に手に入らないものなんて
     何も無いからね。」

ラムリン「そう簡単にいくかしら?」

TOMY「おや?ずいぶん強気に出るじゃないか。
     事業を立てた頃とは大違いだ。
     …なるほど、シマ次郎か。
     思った通りだ。あんなデクの坊でも
     潰しておかなきゃこの島のやつらは
     折れないらしいな。」

ラムリン「シマ次郎に何かしたらタダじゃおかないわ。」

TOMY「フン、あまり僕を舐めないほうが良い。
     いずれ君たちは僕のものになる。」

そういってTOMYは狭い路地に戻って、待ち合わせの
公園を目指した。
リムジンの車体が塀との火花を散らす。
ガツンガツン

ラムリン「気になる…」

ラムリンはこっそり後をつけることにした。

コメント
「おとなチャレソジ」の名に引けをとらない内容に
なってきたな。
練習板に入ってからストーリー考えるから
大変…でもないな。内容的に。




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