おとなチャレンジ・season3 第5話




絵&文:ムキ村さん


シマ次郎の背中になにやら仕掛けがセットされた。
これはTOMYが仕掛けた卑劣な罠。
シマ次郎の体力をじわじわと奪い去るものだった。

TOMY「かかったなシマ次郎め!
     もう貴様は終わりだ!わはははは!!」

シマ次郎「うおおおおおお!!!」

TOMY「ふ…ここまでは計画通り。
     シマ次郎さえいなければ、この島を
     手に入れるのは簡単だ!なぜならこの俺も!
     虎なのだからな!ははははは!!」

そういってTOMYは去っていった。

その頃ラムリンは別な近くの公園のベンチで一人
落ち込んでいた。

???「新しくできた公園は、設備はいいけど
    サッカー向きじゃねえよな」

そこに現れたトリッピィ。
落ち込んでるラムリンはトリッピィとしばしの会話を
交わすのだった。

トリッピィ「…なるほどね、冴えない顔してたのか。
      気にすることねえって。
      虎は欲張りだからな。本命が一人とは
      限らないさ。ラムリンよりミミリンの方が
      いいなんて一言も言ってないんだろ?
      あきらめるなんてラムリンらしくないぜ。」

ラムリン「トリッピィも、たまには言いこと言うのね」

トリッピィ「俺はいつだっていいことしか言わないぜ。
      それによ…その…シマ次郎がだめなら…
      お…俺がいるからよ」

ラムリン「フフッ…冗談は相変わらず達者なのね。
     でもうれしいわ。そうよね、この私が
     あきらめるなんてらしくないわよね!」

ラムリンはそう言って走り去った。

トリッピィ「(ちぇ…俺は結構…本気だったんだけどな…
       ときどきシマ次郎のことが恨めしくなるぜ
       ちきしょう)」

コメント
今回でトリッピィのポジションが見えてきた。
               (ような気がする)




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