革命戦隊 レボリューダー 第7話




絵&文:Nさん


「希望的観測な革命ほど民に絶望的な事態をもたらす結果となる」
革命の神 前田友次郎著「革命は我にあり・上」第五十六章3行目から抜粋。

革命戦隊 レボリューダー

第七時革命「革命詐欺・後編」

NR・ホワイト「A班は民間人の保護、B,C班はナンバーズの殲滅、ブルーはそのまま前田をやりなさい。私は黒姫をやります」

レボリューパー「「「「「了解」」」」」」

R・ブルー「いわれなくとも」

どこからか取り出した手斧をふるうブルー、それを爪で受け止める前田。

黒姫「目障りなんだよホワイト!この世から消してやるよ!!」

まがまがしい力が黒姫を中心にして集まっていく。そしてホワイトにも集まっていく力。

NR・ホワイト「あなた達の革命は間違っているの!目をさましなさい」

革命の力が激しくぶつかり合う。


劣勢は悪徳革命商会。ナンバーズはもういない。
黒姫から放たれた革命力を間一髪の所で避け、同時にホワイトから放たれた革命の力が黒姫の腹部に直撃し気絶してしまった。
そして、黒姫に警戒しながら近づいていくホワイト
その様子を視界の片隅で確認した前田は、ブルーの激しい攻撃を後ろに大きく避けて革命細胞活性化薬を飲み、巨大化しようとするが一向に変化があらわれない。
その一瞬の隙を見逃すブルーではなかった。一気に間合いをつめるブルー。さながら閃光の蒼。

R・ブルー「ワニ男が落とした薬を解析し出来た薬、アンチ巨大化薬試作001をまいていたのだ」

驚愕の前田

R・ブルー「P斬りっ!!」

下から対象物を斬り上げ弧を描いて斬る、それはさながらPの字、ブルーの超必殺技が炸裂した。


前田友久「…きかん、きかんな〜、ブルー!!」

驚愕のブルー、そこに前田の爪がブルーを襲う。割れる仮面、飛び散る血、ブルーは岩にたたきつけられてしまう。

NR・ホワイト「ブ、ブルー!!」

黒姫「よそみしてる暇があるのかい!!」

黒姫から放たれる革命の力は真っ直ぐとホワイトに向かっていく。
それに気付いたホワイトは体を捻り避けようとするが右肩に直撃してしまう。短い悲鳴をあげるホワイト。

前田友久「どうしたレボリューダー諸君、全くもって不甲斐ない。そんな連中に革命なんてできっこないから、ここで引導を渡してやる」

???「待って、前田、黒姫よ。計画が第二段階に移行した、すぐに戻って来い」

黒姫「なっ!しかし…」

???「我の言う事が聞けないと言うのか黒姫よ」

前田友久「……命拾いしたなレボリューダー諸君、これに懲りて我々の邪魔をしてくれるなよ」

高笑いと共に消えて行く前田達、悪徳革命商会であった。

重症ブルー軽傷ホワイト、第二計画とは?満身創痍のレボリューダーにさらなる悲劇が・・・
次回「強襲!!革命会社レボリューコンツェルン」
またね!Fever live in 革命!! 




画像クリックで次に進めます。